治療後のメンテナンスが重要です
虫歯や歯周病の治療、また根管治療を負えたら、もう大丈夫! と思っていませんか? お口の中は、一度治療をすると再発のリスクを背負うものです。治療を終えてよい状態を維持するためには、メンテナンスを継続することが大切です。
こちらでは、立川市の歯医者「村田歯科医院」が、ご自宅、また歯科医院で行うメンテナンスについてご紹介します。美容院で定期的に髪をきれいにセットするように、歯科医院での定期検診によって再治療を防ぎましょう。
ご自宅でできるメンテナンス方法
お口のメンテナンスには、ご自宅でできるものと歯科医院で行う専門的なものがあります。こちらでは、毎日自分でできるメンテナンスの方法をご紹介します。
ブラッシング
ブラッシングはメンテナンスの基本です。次の3つの方法によって、歯をすみずみまできれいにしましょう。
スクラッビング法 |
歯に歯ブラシを90度の角度であて、小刻みに動かしてみがく方法です。歯1~2本につき、30回くらい振動させてみがくことをイメージして、丁寧にみがきます。歯ブラシを当てる力が強過ぎないよう注意しましょう。 |
---|---|
バス法 |
歯に歯ブラシを斜め45度の角度であてて、みがく方法です。歯と歯ぐきの間の汚れを落とすのに適しています。歯周病が進行している方は、歯ぐきの状態に合わせてやわらかい歯ブラシを使いましょう。 |
縦みがき |
歯ブラシを縦にしてみがく方法です。歯と歯の間や、歯並びが悪く歯が重なり合っている場合の歯のすき間などの汚れを落とすのに適しています。 |
デンタルフロス・歯間ブラシ
歯ブラシのほかにも、デンタルフロスや歯間ブラシを併用すると、汚れが落としやすくなります。
デンタルフロス |
デンタルフロスは、弾力性を持つ細い繊維の束でできています。歯ブラシがいき届きにくい、歯と歯の間に入り込んだ汚れをかき出すのに適しています。 |
---|---|
歯間ブラシ |
歯と歯の付け根部分のすき間の汚れを取り除くグッズです。I型、L型などのタイプや、サイズも様々なものがありますので、自分に合ったものを選びましょう。 |
歯科医院で行うメンテナンス方法
歯科医院では、歯科衛生士が専門の器具を使って、ご自宅でのメンテナンスだけでは落とし切れない汚れを、徹底的に取り除きます。
スケーリング
スケーラーという器具を使って、プラークが硬くなってできた歯石を、すみずみまで取り除く処置です。プラークや歯石は細菌の棲みかです。定期的に除去して、虫歯や歯周病の進行を防ぎましょう。
PMTC
PMTCとは「プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング」の略。歯科医院で歯科の専門家が専門の器具で行う、お口のクリーニングのことです。お口の残ったプラーク(歯垢)や、軽度の着色汚れなどを取り除くことができ、口臭予防にも効果的です。